廃油であるPCBを処理しよう~適切な手段で確実廃棄~

広く残った公害

再生油による拡散

研究

人体に重大な影響を及ぼす化学物質ではダイオキシンが一時期話題になりました。これと同じようにPCBという物質もその毒性が懸念されています。 この拡散の状況は驚くべきものです。日本で使用が禁止された1973年から設備の廃棄や海外への売却によって環境へ広く放出されました。それ以前から使っていたので当然それまでも汚染は進んでいました。世界的な利用も高まっていたので環境汚染は広がっていたのです。 こうしたものは次第に使われなくなっていったのですが、1990年までは混入が見られました。なぜかというとPCBの廃油をリサイクルして使用していたためです。1990年以降は再生油の生産が禁止されたので、それ以降に作られたものは安全と見て良いはずです。

残されたもの

現在、PCBは主に廃油という形で残されています。廃油を残すには当然油を使っていなければならないのですが、こういった機械は電力を扱うものにおいて広く使われているのです。それは例えばトランスというものです。 これは街中の電柱の上についているものです。電柱の上のほうに有る大きな箱がトランスで、柱状変圧器というものです。これは家庭などに適切な電圧で送電するための装置です。こういったトランスの内部にPCBの廃油が入っていたのです。これらは順次PCBの使われてないものと交換をしているのですが、まだ混入の可能性は捨て切れません。もし混入していた場合は処理業者が処理することになっています。 こういった環境に広く潜伏しているのがPCBなのです。