廃油であるPCBを処理しよう~適切な手段で確実廃棄~

有害物質の後始末

研究

かつて環境に配慮しなかった時代が作り出した汚染物質は大量に残されている。PCBもその一つで、トランスやコンデンサーの中に廃油として残っている。国の管理下に有る有害物質は概ね管理されるが、民間の場合はそうではない。国が期限を定めたことで処理は活発になるだろう。

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身近な公害

広範囲に広まったわけ

研究

高度経済成長という時代は様々な公害を引き起こした時代でもありました。何より成長が求められ、管理意識や環境問題への関心が薄かったためです。この時代が引き起こした問題は未だに残されています。PCBはその公害の代表的なものです。 かつて工業用の油としてよく使われたPCBは現在、廃油という形で残されました。これは主に冷却油や絶縁油として用いられましたが、その用途はとてつもなく広いものでした。建材や塗料にまで使われたのです。そのため広く環境に拡散してしまいました。 また、恐ろしいことに生体での分解ができないのです。そのため、人体にも確実に生物濃縮という形で蓄積していくでしょう。この問題の解決には長い時間がかかるのです。

どこに使われているか

広く使われたPCBですが、前述の工業用油以外にもトランスという機械に使われました。 トランスとは発電所から送られてきた電気の電圧を上げ下げすることで適切な電圧で各利用者へと送電するものです。この中身には油が多く入っています。絶縁と冷却の意味をもつこの油のおかげで安定的な変圧機能をもつことができるのです。もちろんこれはいずれ廃油となります。そしてそこにPCBが含まれている可能性があるのです。 廃油の量としては大量なものです。トランスは多く存在しているからです。この馴染みの無い名前の機械は電柱の上に存在しています。あの見慣れた大きな電柱にくっついている箱です。あれがトランスなのです。 PCBの廃油を処理することは何よりも大事なものです。疑いのあるものは即座に検査して処理して貰いましょう。